もはやグラブ不要? 意地でも落球を許さない“胸キャッチ”が「クレイジー」
オープン戦で見せた背走キャッチを更に“改良”したグレゴリアス
■フィリーズ 3ー2 ブレーブス(日本時間2日・フィラデルフィア)
もはや達人芸の領域? フィリーズの遊撃手を務めるディディ・グレゴリアス内野手が1日(日本時間2日)、本拠地でのブレーブスとの開幕戦で好守を見せた。オープン戦でも披露した背走スライディングキャッチに“一工夫”加えた美技は、「史上最高」「信じられないプレー」とファンを唸らせた。
グレゴリアスの見せ場は9回2死走者なしの場面で回ってきた。4番手・ネリスが投じた内角低めのスライダーを2番・アルビーズがバランスを崩しながら捉えると、打球は遊撃後方へ。この打球にグレゴリアスは猛然と背走すると、アーチを描くように落下地点に入りスライディング。最後は胸の上で抱え込むように打球をキャッチした。
ネリスもマウンド上でグラブを叩いて称賛したこのファインプレーを、MLB公式ツイッターが動画で公開。「ディディは野球が超うまい」「クレイジーキャッチ」「本物の遊撃手」とファンも絶賛した。3月25日(同26日)のヤンキースとのオープン戦でも高難度な背走キャッチを見せたグレゴリアスは、名人芸に更に磨きをかけているようだ。