大谷翔平、アクシデント降板に米球界、メディアが心配 「無事を祈っている」
5回に本塁ベースカバーに入った際に走者のスライディングを受け降板
■エンゼルス 7ー4 Wソックス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、開幕4戦目の本拠地・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で渡米後初の投打同時出場を果たした。自己最速タイ101.1マイル(約162.7キロ)の剛速球で5回途中2安打3失点(自責1)。スライディングを受け降板するアクシデントもあり米球界、メディアから心配の声が続々と上がった。
まさかの結末が待っていた。大谷は勝利投手の権利がかかった5回。2死満塁のピンチで自らの暴投で1点を失うと、続くモンカダの振り逃げと味方のエラーの間に2失点。さらに本塁ベースカバーの際に走者のスライディングを受け転倒し苦悶の表情を見せ降板となった。
球団は試合中に大谷の容態について「ショウヘイは大丈夫です。ただ一般的な痛みがあるだけで、明日また状態を見ます。(ミナシアンGMは)彼は怪我によって交代したのではないと話していました」と、軽傷だったことを発表した。
それでも一瞬、球場が静まり返った光景に米TV局「CBSスポーツ」公式ツイッターは「恐ろしい出来事だった。だが、オオタニが無事と聞いて安心した」、米紙「ワシントン・ポスト」のチェルシー・ジェーン記者も「彼が無事であることを願う」、その他の米メディアも大谷の状態を心配していた。
オリオールズ、ドジャースなどで通算1126安打を放ったジェリー・へアストンJr.氏も「オオタニが無事であることを祈っている」、レッドソックスなどで活躍したウィル・ミドルブックス氏も「あと少しでゾッとするような怪我になるところだった。少なくともそれは避けられたようだった」と心配する声が続出していた。
(Full-Count編集部)