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「打倒“ルイ・ヴィトン”」 王者・東海大菅生を追い詰めた東京成徳大高の小さな左腕

高校野球の東京都春季大会2回戦8試合が7日行われ、ダイワハウススタジアム八王子では今春の選抜高校野球大会で8強に進出したの東海大菅生が2-0で東京成徳大高を破った。聖カタリナとの選抜1回戦で大会第1号をマークした3番・鈴木悠平外野手(2年)が2ラン本塁打を放った。一方、東京成徳大高も左腕・岩井拓巳投手(3年)が失点をこの2点にとどめて4安打完投。昨秋の東京王者を相手にインパクトを残した。

東京成徳大高・岩井拓巳【写真:川村虎大】
東京成徳大高・岩井拓巳【写真:川村虎大】

岩井は8回を4安打2失点、14の内野ゴロを打たせた

 高校野球の東京都春季大会2回戦8試合が7日行われ、ダイワハウススタジアム八王子では今春の選抜高校野球大会で8強に進出したの東海大菅生が2-0で東京成徳大高を破った。聖カタリナとの選抜1回戦で大会第1号をマークした3番・鈴木悠平外野手(2年)が2ランを放った。一方、東京成徳大高も左腕・岩井拓巳投手(3年)が失点をこの2点にとどめて4安打完投。昨秋の東京王者を相手にインパクトを残した。

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「やれることは出し切ってくれたと思う」。東京成徳大高の森田正裕監督は選手を称えた。東海大菅生を相手に“金星”は手にできなかったが、5回までは0-0のタイスコア。岩井は6回に2点を失ったものの、その後もストレートとチェンジアップを中心に、時折緩いカーブを織り交ぜて、14の内野ゴロを打たせた。

 170センチ、67キロと小柄な左腕は「バットの芯とタイミングを外すことを意識して投げました。良い投球ができていたから、甘く入ったストレートをスタンドに運ばれたのがもったいなかったです」と悔しがった。それでも、東海大菅生の若林泰弘監督が「対策したつもりが術中にはまってしまった」と舌を巻く投球内容だった。

 森田監督も「ストレートの出し入れやチェンジアップで芯を外せていた。岩井を中心に守りで勝つという野球ができつつある。夏までにもっと体を大きくして、球速もついていけば戦っていくことができる」と期待を寄せた。

「打倒“ルイ・ヴィトン”」。昨年夏の東東京大会、2回戦で二松学舎大付に0-10で敗れた後、部員全員でチームのスローガンを考えた。「ルイ・ヴィトンは高級ブランドですけど、コツコツ地道にやることでルイ・ヴィトンのような名門チームを超えていくという意味です。ユニホームで野球をするわけではないので、相手の名前に負けることなく、自分たちの守りの野球をすることが目標です」と岩井は意気込んだ。

 二松学舎大付や関東一など強豪が揃う東東京。エース岩井を中心に夏大会では“ジャイアントキリング”に期待がかかる。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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