前田健太、日本人今季初勝利 野手に助けられて6回2失点「ホッとしました」
敵地タイガース戦で6回6奪三振7安打2失点、今季初のクオリティースタート
■ツインズ 3ー2 タイガース(日本時間8日・デトロイト)
ツインズの前田健太投手は7日(日本時間8日)、敵地のタイガース戦で今季2度目の先発登板。6回6奪三振1四球、7安打2失点に抑え、今季初勝利を挙げた。「すごくホッとしましたね。ピンチも野手に助けてもらいましたし、なんとか1点差を守りきってもらったので。すごくホッとしています」と表情を緩めた。
本来の投球というわけではなかった。2回に新人バドゥーの適時三塁打で先取点を献上。同点の5回にラモスに勝ち越しの左越えソロを許した。逆転した6回は遊撃・シモンズ、右翼ガーリックの本塁好返球と守備に助けられた。「本当に助けてもらった。あのプレーがなかったら勝ててなかったと思うし、2つの大きなプレーによって今日の試合を勝つことが出来た。すごい助けられました」と頭を下げた。
メジャー6年目で初の開幕投手を務めた1日(同2日)の敵地・ブルワーズ戦は5回途中で降板。初登板初勝利はならなかった。「開幕投手を任せてもらって勝つことが出来なかった。その悔しさもありましたし、2試合目で勝ちをつけさせてもらったのは個人的にすごく楽になる。このあと良い投球を続けていけるように」と誓った。
通算150試合登板に到達。日本人投手では今季初勝利となった。「いい経験、苦しい経験もしてきた。日々というか1年1年成長できていると思います。年数を重ねながら成績が下がっていくというよりも、どんどん僕自身成長できていると思う。この移籍をきっかけに成長できている。すごくいい登板を重ねることが出来ていると思います」と振り返っていた。