故障離脱の秋山翔吾、今月末に実戦復帰→5月に合流見込みも…外野陣には高い壁
復帰間近も米メディア「今のところ彼なしでもうまくやっていけている」
左太もも裏を痛めて故障者リスト(IL)入りしているレッズの秋山翔吾外野手が、5月以降にチームに合流する見通しのようだ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のトレント・ローズクランズ記者は、今月末ごろに秋山がレッズ傘下の3Aで実戦復帰し「シンシナティには5月上旬から中旬に合流できる見込みだという」とのデビッド・ベル監督の意向をツイッターで伝えている。
秋山は3月13日(日本時間14日)のアスレチックスとのオープン戦で、初回に三ゴロを放って一塁まで全力疾走した際に左太もも裏を負傷。途中交代し、IL入りして開幕を迎えていた。
米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」では、秋山の現状を踏まえ「昨シーズン立ち上がりは遅かったが、適応に成功し後半戦は強い成績を残した。しかしながら、レッズは少なくとも今のところ彼なしでもうまくやっていけている」と指摘。チームの外野陣について「タイラー・ネイキンが素晴らしいスタートを切り、空白を埋めるのに役立っている。ニック・センゼル、ジェシー・ウィンカー、ニック・カステヤノス、そしてアリスティデス・アキーノがロースターにおり、急いで計画をひっくり返す必要はない」との見方をしている。
キャンプ中には夫人が事故に遭い、一時離脱を余儀なくされた秋山。故障からの1日も早い復帰が待たれるところだが、容易くはない現状が待ち受けることになりそうだ。
(Full-Count編集部)