大谷翔平、今季メジャー最速192キロ二塁打 敵軍メディア驚愕「なんということだ」
打球速度119マイル以上を記録したのは2015年以降5人だけ
■ロイヤルズ ー エンゼルス(日本時間13日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地のロイヤルズ戦で「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で5試合連続安打となる左前打を放つと、7回の第4打席で右越え2点二塁打を放った。2試合ぶり今季4度目のマルチ安打をマークした。
圧巻だった。7回2死二、三塁。3番手・バーローの高めに浮いたシンカーをフルスイング。右越え2点二塁打となった。打球速度は自己最速で今季メジャー最速の119マイル(約191.5キロ)。大リーグ公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「うわぁ」と驚きの事実を伝えた。
「2015年にスタットキャストが導入されてから、119マイル以上の打球を打ったのは5人しかいない。ショウヘイ・オオタニはジャンカルロ・スタントン(18回)、アーロン・ジャッジ(5回)、ゲイリー・サンチェス、ネルソン・クルーズに“仲間入り”した」
米メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「今年のメジャーリーグで一番激しい打撃音」と“破壊音”に注目した。大リーグ公式サイトのロイヤルズ番、アン・ロジャース記者も自身のツイッターで「打球速度119マイル。なんということだ」と驚愕した様子だった。
初回1死は24歳右腕・シンガーの内角低めスライダーをライナーで左前へ。この一打も打球速度107マイル(約172.2キロ)の高速打球だった。打者・大谷がまたも規格外の打撃を見せた。
(Full-Count編集部)