鷹、鮮やか逆転勝利で単独首位! 工藤監督が称えた勝負のポイントは「今宮の四球」

左肘の腫れでベンチ入り回避の森には「僕も見ましたが腫れていたので時間は空けます」

 この日は森唯斗が左肘の腫れを訴え、ベンチ入りを回避。守護神不在の中、先発が5回で降板、リードはわずかに1点とブルペン陣には大きな負担がかかったが、泉圭輔、津森宥紀、嘉弥真新也、岩嵜翔、モイネロが無失点リレー。

「松本(裕樹)君を使うことも考えていましたが、何とか(武田が)5回までいけたのでね。昨日は泉君も津森君も投げていないので使えるなと思っていました。そこに嘉弥真君を挟んで、8、9回は考えられたので、今日は松本君は使わずにいけました」と指揮官。さらに「森君が戻ってくるまでは、相手の打順によって8回にモイネロ、9回に岩嵜君ということも考えられる」と今後の起用案も明かした。

 森については所沢遠征には同行させず「良くなったら合流することもある」としたが「僕も見ましたが腫れていたので時間は空けます。医者からも様子を見た方がいいと言われていますので」と無理をさせないことを強調した。

 楽天がロッテに負けたことで首位に浮上したが、16日からは前回3連敗した西武が相手。「明日は移動ゲームになりますが、今日は試合も長くなかったし、いい感じで勝てたのでいい感じでゲームをする、ということが大事。あまり一喜一憂せずに先を見据えて1つ1つ勝っていければと思います」と語った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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