米ドラ1の鷹スチュワート、ついに1軍デビュー! 最速153キロで1回無安打無失点
2019年に6年契約を結んで来日、昨季は2軍戦で15試合に登板
■ソフトバンク 7ー1 西武(17日・メットライフ)
ソフトバンクのカーター・スチュワートJr.投手が17日、西武戦(メットライフ)で、来日3年目にして1軍デビューを果たした。6点リードした9回に登板。最速は153キロを記録し、1回を無安打無失点。米ドラフトで1巡指名を受けた経歴を持つ右腕が、ついにベールを脱いだ。
先頭の愛斗にはストライクが1球も入らず四球を与えるも、続く西川は151キロで空振り三振に。さらにドラフト6位ルーキーのブランドンは1球で遊飛に仕留めた。最後は代打の鈴木に対し、暴投はあったものの、フルカウントから137キロのチェンジアップで見逃し三振に抑えて試合を締めた。
2018年の米ドラフトでブレーブスに1巡目指名(全米8位)を受けながら、メディカルチェックの結果で入団交渉が難航し、アメリカの東フロリダ州立短大へと進んでいたスチュワートJr.。2019年にソフトバンクと6年契約が成立し、日米間でも前例のない獲得劇は全米でも話題になった。2020年は2軍戦で15試合に登板。3勝7敗、防御率4.16でをマークしていた。