田中将大、国内連勝記録はついに「28」でストップ 楽天復帰初登板は5回3失点で黒星

日本ハム戦に先発した楽天・田中将大【画像:パーソル パ・リーグTV】
日本ハム戦に先発した楽天・田中将大【画像:パーソル パ・リーグTV】

2012年から8年8か月継続も…「ホームランでの失点がもったいなかった」

■日本ハム 4ー1 楽天(17日・東京ドーム)

 楽天の田中将大投手が17日、国内復帰後初の公式戦となる日本ハム戦(東京ドーム)に先発した。初回に中田から先制2ランを浴びると、2回には先頭の石井にソロを被弾。5回4安打3失点でリードを許して降板し、チームは1-4で敗戦。田中将にとっても、2012年8月から続いてきた国内連勝のプロ野球記録が28でストップした。

 先頭の西川を148キロのストレートで空振り三振に仕留めると、続く渡邉は遊撃の小深田の好守にも助けられて遊ゴロに。しかし、近藤に1球もストライクが入らずに四球を与えると、迎えた4番・中田に154キロのストレートを捉えられ、左中間スタンドに2ランを浴びていきなり2点を失った。

 その裏に味方打線が1点を返して迎えた2回、先頭の石井にど真ん中のスライダーを右翼スタンドに運ばれてソロを被弾した。3回は3者凡退で、4回は1死一塁から投手ライナーを好捕して併殺に。5回も2三振を奪うなど3人で終えて立ち直ったが、まだ75球ながら5回でお役御免。2本塁打を含む4安打、1四球、3失点で、防御率5.40。降板後、広報を通じて「序盤、ホームランでの失点がもったいなかったです」と淡々と振り返った。

 8年ぶりの古巣復帰で注目を集めてきた田中将。渡米前の2013年には開幕からシーズン24連勝を達成し、2012年8月26日の日本ハム戦から28連勝のプロ野球記録を継続したままヤンキースで7年間過ごした。2013年11月3日の巨人との日本シリーズ第7戦以来、2722日ぶりの国内公式戦となったこの日、NPB通算100勝の節目もお預けに。8年8か月に渡って続いてきたプロ野球記録もついに途絶えた。

(Full-Count編集部)

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