大谷翔平の喜び方は「両親が見に来ているかのよう」 米メディアも好感抱く感情表現
中前打を放ち、果敢な走塁で二塁を陥れた大谷はベース上で大喜び
■エンゼルス 10ー3 ツインズ(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルス大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのツインズ戦に「2番・指名打者」で出場。6回の第3打席で放った中前打で二塁を陥れた走塁が話題になっている。二塁ベース上で笑みを浮かべながらガッツポーズをして喜びを表したことに、テレビ中継した実況は「父親と母親が初めて試合を見に来ているかのよう」と表現している。
ナイス走塁だった。1点を追う6回無死一塁の場面、バットを折りながら中前打を放った大谷は中堅手が三塁に送球する間に二塁を陥れた。無死二、三塁とチャンスを拡大して続くトラウトが左前2点打。これが決勝点となり、エンゼルスは結局10-3の大勝。連敗を2で止めた。
中継した地元テレビ局「バリースポーツ・ウエスト」の実況、解説はいずれも大谷の走塁を称賛している。実況のダロン・サットン氏が「(一塁走者の)フレッチャーが三塁を狙っています。その後ろからオオタニがアグレッシブな走塁です!」と伝えると、エンゼルスOBの名物解説者マーク・グビザ氏は「フレッチャーと二塁に到達したオオタニが見せた極めて素晴らしい走塁でしたね。得点圏に走者を2人置いて、ここでマイク・トラウトの打席です」と絶賛した。
そしてサットン氏は「話は変わりますが、オオタニのこの若々しいリアクションはどうでしょう? 父親と母親が初めて球場に試合を見に来ているかのようです」と二塁ベース上で喜ぶ大谷の様子を表現。グビザ氏は「私は彼が活力と情熱を見せながらプレーする姿が大好きです」と応じている。
感情を露わにしながらプレーする大谷。その姿に誰もが好感を抱いているようだ。
(Full-Count編集部)