遊ゴロで二塁から生還「どうやってやったんだ?」 名手も動揺した“異次元の快足”
オズナの遊ゴロの間に本塁を陥れるアクーニャの快足
■ブレーブス 5ー2 カブス(日本時間17日・シカゴ)
メジャー屈指の身体能力を誇るブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手が、16日(日本時間17日)のカブス戦でスピードスターぶりを発揮した。遊ゴロの間に二塁から本塁を陥れる鋭い判断力と驚異的な走力にファンは「超ビーストモード」「どうやってやったんだ?」とすっかり魅了されていた。
4回2死一、二塁の場面だった。ブレーブス3番・オズナがカブス先発・デイビーズの3球目を捉えると、鋭いゴロが遊撃手・バエスの前に飛んだ。捕球したバエスはバランスを崩し倒れこむと、その隙をついてアクーニャは三塁を回り本塁へ突入した。アクーニャの大胆な判断に意表を突かれたのか、バエスは一瞬遅れて本塁へ転送。際どいタイミングだったが捕手・コントレラスのミットからボールがこぼれ、アクーニャが1点をもぎ取った。
華麗な守備をすることから「魔術師」の異名を持つバエスをも動揺させたアクーニャの快足。MLB公式がこの走塁の動画を掲載すると、ファンは続々と反応。「攻撃的野球は実に面白い」「この男は何でもうまい」「異次元」。とコメントが寄せられた。NPBにもソフトバンクの周東佑京や阪神の近本光司ら屈指の韋駄天がいるが、アクーニャのスピードはさすが“メジャー級”の衝撃だった。