ダルビッシュ、7回1失点の好投にド軍ロバーツ監督も賛辞「非常に手強かった」
ドジャース時代との違いを問われ「以前よりも第2の球種を投げるようになっている」
■ドジャース 2ー0 パドレス(日本時間18日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が17日(日本時間18日)、本拠地ドジャース戦に先発。7回1安打1失点、9奪三振の好投も今季初黒星を喫した。カーショーとの見ごたえ十分の投げ合いにデーブ・ロバーツ監督も「非常に良かった。なんとか1点をもぎ取ることができた」と賛辞を送っていた。
5回2死まで完全投球に封じられていたドジャース。2四死球と安打で満塁のチャンスを作るとカーショーが粘りに粘って押し出し四球を選びこれが決勝点となった。ロバーツ監督は6回無失点の力投と打席でも粘ったカーショーを称えながらも「ダルビッシュも非常に良かった」と元チームメートの快投を称えた。
強力打線がわずか1安打に封じられ「なんとか1点をもぎ取ることができた。彼は7イニング通して非常に手強かった。総じて非常に大きな勝ちだった」と語り、チームの8連勝を喜んだ。
ドジャース時代との違いを問われた指揮官は「彼は以前よりも第2の球種を投げるようになっていると思う。(フォーシームではなく)カッター、スライダー、カーブ……。おそらく60%はソフトな球だったのではないか。またそれらが一番制球の良い球だった」と変化球の精度に目を細めていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)