DeNA、低迷の原因は「外国人の入国遅れ」 三原代表が新助っ人入団会見で懺悔
三浦大輔監督に三原代表が謝罪「大変申し訳なく思っています」
DeNAは19日、オンラインで新外国人のフェルナンド・ロメロ投手、育成のケビン・シャッケルフォード投手、スターリン・コルデロ投手の入団会見を行った。その冒頭で三原一晃球団代表は低迷するチーム状況に「大変申し訳なく思っています」と謝罪した。
新助っ人の入団会見は、三原球団代表の“懺悔”で始まった。開幕から大苦戦が続くDeNAは21試合を終えて3勝15敗3分の借金12で最下位に沈む。目下8連敗中とトンネルを抜け出せずにいる。
その最大の要因が外国人の来日遅れにあった。新型コロナウイルスの感染拡大により、外国人の入国が制限された。球団によっては入国制限が始まる前に、早期に外国人選手を来日させた球団もある中で、DeNAは助っ人が1人も開幕までに来日できなかった。
主砲のソトやオースティン、リリーフのエスコバーらチームの核を成す存在が軒並み不在で、開幕からの苦戦に繋がった。新助っ人たちの入団会見の冒頭で「ベイスターズは苦しい戦いが続いています。最も大きな原因は外国人の入国が遅れてしまったことだと思います」と三原代表は説明。
「新任の三浦監督を迎えるに当たって、戦力面でも環境面でも整えてスタートを切ってもらうというのが我々の仕事なんですけど、それができておらず、大変申し訳なく思っています」と語り、ここまで苦しい戦いを強いられている三浦大輔新監督に謝罪の言葉を並べていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)