阪神の“打率4割男”、広島の救援トリオ… 佐藤輝&牧だけじゃない新人たちの躍動
パ・リーグでは楽天・早川、ロッテ・鈴木、日本ハム・伊藤の働き光る
【楽天】早川隆久投手
早大から4球団競合の末に楽天入りした左腕は、その前評判に違わぬ活躍を見せている。ここまで4試合に先発して2勝2敗、防御率2.10。25回2/3を投げて25三振を奪う一方で、与えた四球はわずかに3つ。コントロールの良さを発揮し、首位を争う楽天の先発ローテをしっかりと担っている。
【西武】若林楽人外野手
駒沢大からドラフト4位で入団した若林。4月6日の楽天戦からスタメンの座を掴むと、同9日のロッテ戦からは1番に座る。ここまで16試合に出場して打率.300、1本塁打4打点と結果を残し、リーグトップの7盗塁をマークしている。長らく固まらなかった“山賊打線”のリードオフマンとして、ここまで機能している。
【ロッテ】鈴木昭汰投手
ドラフト1位で法大から入団した左腕。開幕ローテ入りを果たすと、ここまで4試合に先発している。味方打線の援護に乏しく、プロ初勝利はまだあげられていないものの、好投を続けている。防御率2.35の好成績を残し、奪三振率は10.57。今後もローテを担う存在として期待される。
【日本ハム】伊藤大海投手
ドラフト1位で苫小牧駒大から入団した右腕。ここまで3試合に先発して防御率2.37と好投しているものの、味方の援護に恵まれずに0勝2敗と、ロッテの鈴木と共にプロ初勝利には手が届いていない。ただ、ここまでリーグ3位となる28三振を奪っており、奪三振率13.26はリーグダントツ。ポテンシャルの高さを感じさせている。
(Full-Count編集部)