大谷翔平、通算100号確信の大飛球も…元巨人ガルシアの好捕で“有原撃ち”ならず
初回は一ゴロ併殺打に倒れた、ここまで2打席凡退
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間20日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地のレンジャーズ戦で「2番・指名打者」で8試合連続で先発出場した。有原航平投手と初対決。4回の第2打席で中堅へ本塁打性の大飛球を放ったが、元巨人ガルシアにジャンピングキャッチされた。
2歳年上の元チームメートとの日本人対決。大谷は初回無死一塁は一ゴロ併殺打に倒れた。第2打席は4回1死。4球目の外角チェンジアップを捉えて大谷は本塁打を確信。ゆっくりと走り出したが、打球はフェンス手前で失速して中堅・ガルシアに好捕された。飛距離401フィート(約122.2メートル)、打球速度103マイル(約165.8キロ)。第3打席以降に日米通算100号の節目のアーチが期待される。
エンゼルスはツインズ関係者に新型コロナウイルス感染者が出たため、17、18日(同18、19日)の2試合が中止に。大谷は右手中指のマメを潰した影響で投打同時出場した4日(同5日)を最後に登板を見合わせていたが、20日(同21日)の本拠地レンジャーズ戦で先発する。この日の試合前、マドン監督は「明日は打席には立たせない。75球から80球ぐらいを投げてほしい」と投打同時出場させない方針を明かした。
試合前まで今季は13試合出場し、打率.333(51打数17安打)、4本塁打、12打点、2盗塁。今季初勝利をかけたマウンドへ勢いを付けたい。