大谷翔平、日米通算100号の5号ソロ 米269試合での到達は日本時代よりハイペース
「2番・DH」で先発出場、右翼へ打球速度172キロの豪快アーチ
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のレンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席で4試合ぶりの5号ソロ本塁打を放ち、プロ9年目で日米通算100号本塁打の大台に到達した。
レンジャーズの先発は右腕のフォルタネビッチとは初対戦。初回1死の第1打席はフルカウントから見逃し三振に倒れたが、迎えた3回2死走者なしの第2打席。カウント2-2から83.4マイル(約134キロ)のスライダーを捉えると、打球は大きな放物線を描いて右翼スタンドに着弾した。飛距離は402フィート(約122メートル)、打球速度は107マイル(約172キロ)だった。MLB4年目で通算52発となり、NPB時代の5年間で放った48本塁打と合わせて日米通算671試合目(NPB403試合、MLB269試合)の出場で100号に到達。この一発は自身2試合ぶりの快音にもなった。
19日(同20日)のレンジャーズ戦では、有原航平投手と対戦。日本でともにプレーした元同僚には2打数無安打に抑えられるなど4打数無安打に終わっていた。この試合前までの打撃成績は、14試合出場で打率.309(55打数17安打)、4本塁打、12打点、2盗塁だった。
一方、投手では20日(同21日)の同カードで先発。投打同時出場した4日(同5日)に右手中指のマメの影響を訴えて以来、16日ぶりの登板となった。7四死球を与えながら7三振を奪い4回1安打無失点。フォーシームの最速は97.7マイル(約157.2キロ)を記録し、防御率1.04となった。