打球がグラブにすっぽり…捕球したのに投げられない野手のアタフタぶりが「気の毒」
せっかくキャッチしたのに…「グラブはちょっと余計な仕事をしちゃった」
■アスレチックス 13ー12 ツインズ(日本時間22日・オークランド)
せっかくゴロを捕球したのに、一塁に投げられない“悲劇”が起きた。21日(日本時間22日)のアスレチックス-ツインズ戦。強烈な打球がグラブにすっぽりハマってまったく抜けず、アタフタする姿に走者も思わず失笑。「グラブを投げるべきだった」「彼はあのグラブをスパイダーマンから借りたのか?笑」などと注目が集まっている。
6回裏1死二塁の場面だった。痛烈な打球に対し、ツインズの三塁手ジョシュ・ドナルドソンが好捕。そのまま一塁に投げてアウトにしようとしたところ、なんとボールがグラブのウエブ部分にはまってとれない。サイドステップをしながら必死に書き出そうとしたが、間に合わず内野安打に。その様子を見ながら三塁に進んだ二塁走者のエルビス・アンドラスは思わず笑っていた。
MLB公式の動画コーナー「カット4」はツイッターで動画を公開。その中で実況も「エルビス(走者のアンドラス)が笑っているように見える! これが最高のところだね。三塁に向かう途中で、ボールがグラブに詰まっているのを見て、ベースに着く前に笑っちゃってるよ」と笑った。さらにファンからも「オーマイガー(笑)」「気の毒なドナルドソン」「このグラブはちょっと余計な仕事をしちゃったね」などとコメントが寄せられていた。NPBでも、2012年のクライマックスシリーズで、巨人のホールトンが、中日・大島の打球がグラブに挟まって抜けない自体もあったが、“悲劇”はいつも不意に訪れるようだった。