18アウト中、16奪三振 人類最速左腕の投球が「お化け」「打つのは不可能」
今季6試合登板で防御率0.00、6回を投げて16三振を奪っている
■ヤンキース 6ー3 インディアンス(日本時間23日・クリーブランド)
開幕ダッシュに失敗したヤンキースは22日(日本時間23日)、敵地でのインディアンス戦に6-3で勝ち、今季成績を7勝11敗とした。波に乗れないチームにあって精彩を放っているのが人類最速の169キロを誇るアロルディス・チャップマン投手。この日は3点リードの9回に登板して1四球3奪三振無失点。最速は101.4マイル(約163.2キロ)をマークした。今季はここまで6試合に登板して1勝0敗3セーブ。6回を2安打3四球16奪三振で防御率0.00、奪三振率24.00と驚異的な成績を残している。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされているロブ・フリードマン氏が「アロルディス・チャップマン、3奪三振。今シーズン6イニングで16奪三振」と記してこの日の投球動画を投稿すると、ファンは驚きの声を寄せている。
「キャリアの中でも今が一番よく見える」「スプリットがえげつない」「ベーブ・ルースがテニスラケットを持っても打てないだろう」「打者にとって悪夢」「今年はここまで打つのが不可能」「18のアウトの内、三振ではないアウトはたった2つ」「お化け」「悪魔」「レジェンド」。無双投球を驚きを交えて称えている。