ダルビッシュ、7回1失点9奪三振の力投! カーショーに雪辱&2勝目の権利持ち降板
前回は7回1安打1失点の好投も打線の援護なく初黒星
■ドジャース ー パドレス(日本時間24日・ロサンゼルス)
パドレスのダルビッシュ有投手が23日(日本時間24日)、敵地でのドジャース戦に今季5度目の先発。7回4安打1失点、9奪三振の好投。今季2勝目の権利を得て降板となった。防御率は2.27。
前回登板と同じくエース左腕カーショーとの投げ合い。ダルビッシュは初回の先頭ベッツにいきなり左翼線二塁打を浴びると1死一、三塁からマンシーに右前適時打を浴び1点を失った。制球に苦しむ場面もあったが4回はこの日初めて3者凡退に仕留め立ち直った。
2点リードで迎えた5回は先頭のカーショーに左前打を浴びたが、続くベッツの打球を左翼手ファムが好捕しスタートを切ったカーショーが戻れず併殺に仕留め無失点。6回は中軸のターナー、マンシー、リオスを3者連続三振に抑える快投を見せた。
7回もマウンドに上がったダルビッシュ。1死からレイニーにバント安打、続くバーンズに四球を与え一、二塁のピンチを迎える。ここで代打ノイジーを95マイル(約153キロ)の直球で空振り三振、最後はベッツに強烈なライナーを浴びたが三塁手マチャドがダイビングキャッチの好捕を見せ無失点で切り抜け降板となった。
対するカーショーはタティスJr.に2打席連発を浴びるなど7回5安打3失点、7奪三振で降板した。
前回登板(18日)は5回2死まで完全投球を見せるなど7回1安打9奪三振1失点の好投も打線の援護なく今季初黒星。試合後は「次はカーショー相手にしっかり勝てるようにしたい」と雪辱を誓っていた。今季、2度目の対戦となったこの日は尻上がりに調子を上げたダルビッシュが味方の好守もありリベンジに成功した。
(Full-Count編集部)