ア軍左腕が47年ぶり珍記録 デビュー戦で8回以上救援&白星「ずっと待っていた」
初回1死から緊急登板したエマニュエルが8回2/3、2失点でメジャー初登板初勝利
■アストロズ 16ー2 エンゼルス(日本時間25日・ヒューストン)
アストロズのケント・エマニュエル投手が24日(日本時間25日)、本拠地・エンゼルス戦でメジャーデビューを果たし8回2/3、5安打2失点で初勝利をマークした。大谷翔平投手に一発を浴びたが「僕はこの瞬間が来るのをずっと期待していたんだ」と初登板初勝利を振り返っていた。
先発のオドリッジが打者1人をアウトに仕留め負傷降板。急遽マウンドに上がったのはこの日がメジャーデビューとなった左腕・エマニュエルだった。3回に大谷に一発を浴びたが5安打2失点で最後までマウンドに立ち続けメジャー初勝利を手にした。
MLB公式サイトによるとメジャーデビュー戦で8回以上の救援登板と勝利を記録したのは1974年のジョン・モンテフュスコ氏以来、47年ぶりの快挙だという。チームの勝利に貢献した左腕は試合後、「僕はこの瞬間が来るのをずっと期待していたんだ。だから準備はできていたよ」と、喜びの声を上げていた。
ダスティ・ベイカー監督も緊急登板で好投を演じたエマニュエルについて「投手がデビュー戦であれこれ考える必要がないうちにボールを受け取った方が良い場合もある」とし、大谷に一発を浴びたあとは10連続アウトと落ち着いた投球をみせ「それから捕手のジェイソン(カストロ)と彼は落ち着いていったし、持ち球を混ぜ始めるようになった」と評価していた。
(Full-Count編集部)