大谷翔平は「毎日のように歴史を創っている」 開幕1か月のMVP投票でTOP3入り

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

1位は同僚のトラウト、打率.420、6本塁打と驚異的

 エンゼルスの大谷翔平投手が、開幕から二刀流完全復活の兆しを見せている。打者としては、22試合に出場し、チームトップの7本塁打、18打点、打率.284をマーク。投げても26日(日本時間27日)のレンジャーズ戦で1072日ぶりの勝利を挙げた。その躍動を裏付けるように、MLB公式サイトが実施したMVP投票では堂々のア・リーグ3位に入っている。

 MLB公式の専門家が、それぞれ3位まで選ぶ形式で投票を実施。1位に5点、2位に3点、3位に1点が与えられ、合計点でランク付けした。3位に入った大谷は、94人のうち12人が1位票を投じた。記事では「オオタニはその打撃でモンスター級の活躍をしているため、彼が仮に二刀流をしていなくてもMVP票をある程度獲得していたことだろう」と言及。「この二刀流のスター選手は毎日のように歴史を創っているようである」と述べている。

 1位に選ばれたのは、大谷の同僚でもあるエンゼルスのマイク・トラウト。投票した7割以上が1位に支持した。どれだけチームの得点増に貢献したかを示す打撃指標「wOBA」は、.330程度が平均とされる中で開幕から1か月は.556をマーク。月間単位で過去最高だという。28日(同29日)の時点で、打率.420、6本塁打と驚異的で、記事でも「トラウトはこれ以上良くなることはないだろうと誰もが感じたとしても、彼は方法を見つけ出す」と称賛した。

 ア・リーグ2位は、大谷と同じ7本塁打を放ち、打率.337をマークしているレッドソックスのJD・マルティネス。ただ、1位票を投じたのは7人と大谷より少なかった。一方、ナ・リーグで1位に選出されたのは、メジャートップタイの8本塁打を放っているブレーブスのロナルド・アクーニャJr.だった。

(Full-Count編集部)

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