菊池雄星、今季初勝利は7回1安打0封の快投劇 地元紙絶賛「移籍後、最高の登板」
7回1死までノーヒットノーランの快投、サービス監督「素晴らしい登板」
■マリナーズ 1ー0 アストロズ(日本時間30日・ヒューストン)
マリナーズの菊池雄星投手が29日(日本時間30日)、敵地のアストロズ戦に先発し7回1安打無失点、7奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。7回1死までノーヒットノーランの快投劇に地元紙も「彼の最高の登板かもしれない」と賛辞を送っている。
6回を終え無安打投球。ノーヒットノーランの期待も高まる中、7回1死からコレアに右中間二塁打を浴びたが後続を冷静に抑え無失点で切り抜けた。7回1安打無失点で今季初勝利を挙げた菊池を地元紙「シアトル・タイムズ」は「移籍後、彼の最高の登板かもしれない」と最大級の評価を与えた。
エースのマルコ・ゴンザレスを欠く中で見せた菊池の好投にスコット・サービス監督も「素晴らしい登板をこれ以上ないタイミングでやってくれた。私たちはこの球場で苦戦を強いられてきて、正しい方向に導いてくれる誰かを必要としていた」と手放しで喜んだ。
MLB公式サイトも7回を1安打無失点に封じた好投を「キクチは宝石のような投球を見せた」と表現。この日に奪った10個のゴロアウトはキャリア最多だったことを言及し「全ての球種が効果的だった」と賛辞を送っていた。