西武・平良、月間10ホールドの球団タイ記録 14試合登板で驚異の防御率0.00
昨季は“実質ノーノー”で話題に、新人王も獲得した160キロ右腕
■日本ハム ー 西武(30日・札幌ドーム)
最速160キロを誇る西武・平良海馬投手が30日、札幌ドームで行われた日本ハム戦で、2点リードで迎えた8回に登板。1イニングを無安打2奪三振1四球無失点に抑え、今季リーグトップの12ホールド目を挙げた。4月は10ホールドとなり、2017年6月にブライアン・シュリッター投手が達成した月間ホールドの球団記録に並んだ。
平良は先頭の近藤を四球で歩かせるも、続く中田は中飛に。さらに渡邉を見逃し三振に仕留めると、最後も平沼を156キロの直球で見逃し三振に仕留めて9回にリレー。リーグ単独トップの12ホールドとなった。
平良は今季14試合に登板し、驚異の防御率0.00。「毎試合(失点)0で帰って来ることが目標」と語る通りの快投を続けている。昨季は開幕から10試合連続で、失点どころかヒットも許さず、結局通算計10イニングまで無安打無失点を続けて“実質ノーヒットノーラン”と話題になった。リーグ最多タイの54試合に登板し、防御率1.87、33ホールドをマーク。新人王にも輝いた。沖縄・八重山商工高出身の21歳は、これからますます輝きを増しそうだ。
(Full-Count編集部)