大谷翔平の“バット先っぽ”弾に阪神OBも驚愕「完璧に捉えていない、凄いパワー」
エンゼルスOBのグビザ氏「チェンジアップをベース上に集めてはいけない」
■マリナーズ 7ー4 エンゼルス(日本時間1日・シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手は4月30日(日本時間1日)、敵地のマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席で4試合ぶりの8号ソロを放った。今季23試合目の出場で昨季の7本塁打(44試合出場)を超えた二刀流右腕の一撃に、エンゼルスOBの解説者らが驚きの声をあげている。
大谷は2-2で迎えた3回1死。右腕・フレクセンが投じた低めのチェンジアップをバットに乗せ、右翼スタンドに運んだ。打球速度97マイル(約156.1キロ)はメジャー“自己最遅”。飛距離364フィート(約110.9メートル)も今季最短の一発だった。
大谷の一発に実況席も騒然とした。「バリースポーツ・ウエスト」の解説者でエンゼルスOBのマーク・グビザ氏は「ショウヘイの打席でチェンジアップをベース上に集めたらいけないと、ちょうど私は言おうとしていたんですよ。フレクセンの反応を見ると、ボールが手からリリースされ(大谷の)バットが捉えた直後に、彼は(本塁打になると)分かっていたようです。ショウヘイ・オオタニ、無駄な動きが一切ありません」と絶賛した。
「ルートスポーツ・ノースウエスト」の解説者でマリナーズや阪神などでプレーしたマイク・ブロワーズ氏は「もの凄いパワーですね。完璧に捉えたとは思いません。バットの先だったと思います。(スローモーションで見ると)バットの先の方ですね。右翼観客席の3列目あたりまで行きました」とそのパワーに驚いていた。
(Full-Count編集部)