「盗塁する姿が大好きだ」マドン監督が“惚れる”大谷翔平の快足ぶり
2試合ぶりの無安打も、初回に四球で出塁しチームトップの4盗塁目をマーク
■エンゼルス 10ー5 マリナーズ(日本時間2日・シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地でのマリナーズ戦で「2番・DH」で出場し4打数無安打1打点1盗塁。2試合ぶりにノーヒットに終わったが初回に二盗に成功しチームトップの4盗塁をマークした。ジョー・マドン監督は「彼のスピードを気に入っている。盗塁する姿が大好きだ」と絶賛した。
この日は初回からエンゼルス打線が爆発した。大谷が四球で出塁し二盗に成功するとトラウトが先制7号2ラン、さらにウォルシュの5号ソロでいきなり3点を奪い主導権を握った。その後もウォルシュの2打席連発となる6号2ラン、レンドンにも2号2ランが飛び出すなど13安打10得点の大勝だった。
試合後のマドン監督は上機嫌で会見場に姿を見せると「トラウト、レンドン、ウォルシュはそれぞれ素晴らしい活躍をした。打線の最初から最後まで、切れ目なく非常に良い打撃を見ることができた」と打線を称えた。
ノーヒットに終わった大谷については「私は彼のスピードを気に入っている。盗塁をする姿が大好きだ。現在我々は(チームの)プレー面で多くのことに満足している」と、規格外の快足ぶりに目を細めていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)