「打者たちよ、せいぜい頑張って」ダルビッシュ、4月3勝&防御率2.13にMLB公式絶賛
ここまで6試合に登板し3勝1敗、防御率2.13の活躍
パドレスのダルビッシュ有投手は4月30日(日本時間1日)、本拠地のジャイアンツ戦で今季3勝目(1敗)を挙げた。7回途中1失点、今季最多となる12三振を奪う快投劇だった。ここまで6試合に登板し3勝1敗、防御率2.13の好成績を残す右腕をMLB公式サイトは「ローテトップの役割を担っている」と称賛している。
新天地パドレスでもダルビッシュの存在は際立っている。今季初登板だった4月1日(同2日)のダイヤモンドバックス戦こそ4回2/3、4失点だったが、その後の登板では全てで6回以上投げ1失点に抑える好投を続けている。MLB公式サイトは同僚のプロファーのコメントを借り「打者たちよ『せいぜい頑張って』、なぜならユウは絶好調だから」とその活躍ぶりを伝えている。
昨年12月には大型トレードでパドレスに移籍したダルビッシュ。球団からはスネルと“左右エース”として期待されたが「4か月後、パドレスでの1か月でダルビッシュはまさにローテトップの役割を担っているように見える」と大絶賛だ。
4月30日(同1日)のジャイアンツ戦で奪った12三振について「注目すべきは様々な球種の組み合わせで奪っていたことだ。スライダー、シンカー、スプリット、ナックルカーブ、フォーシーム、カッターと6つの球種が決め球になっていた」と、全球種が勝負球として打者を圧倒していたことを言及している。
同僚のプロファーもここまでのダルビッシュの投球について「彼が乗っている時は、まぁせいぜい頑張って。特にブレーキングボールは来るのが分かっていても、それでも打てないんだ」と苦笑いを浮かべる程。34歳にして進化し続ける右腕は一体、今シーズンはどのような成績を残すのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)