「月へと届く一発」大谷翔平、メジャートップタイ9号特大2ランに米メディアも驚愕
6回にメジャー屈指の剛腕グラスノーから特大アーチ
■エンゼルス ー レイズ(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、本拠地のレイズ戦でメジャートップタイに並ぶ9号2ランを放った。前日に右肘付近に死球を受けた影響で先発登板を回避し「2番・DH」で出場。6回の第3打席で3試合ぶりの1発となる9号2ランを放った。
剛腕・グラスノーから特大の一発を放った。4点を追う6回無死一塁だ。右腕が投じた甘く入ったスライダーを完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は中堅の遥か頭上を超えてスタンドへと消えていった。
レッドソックスのJD・マルティネスらに並ぶメジャートップタイとなる今季9本目のアーチ。飛距離427フィート(約130.1メートル)、打球速度110マイル(約177キロ)、角度34度。打った瞬間に本塁打と分かる、打った大谷自身も確信の一発だった。
この特大アーチには米記者たちも衝撃を受けた様子。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番記者のファビアン・アルダヤ記者は自身のツイッターで「オオタニがグラスノーから大飛球を放ち、バックスクリーンにある木の植え込み部分を越える。信じられない一発だ」と綴り、驚きを隠せない様子だった。
また、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は動画と共に「オオタニが月へと届く一発」と一言。MLB公式ツイッターも「本塁打10本目を打つ競争に、オオタニの名前も丁度加わった」と伝えていた。
(Full-Count編集部)