有原航平、3試合連続の大量失点に「なんとかしないと…」 4回途中6安打5失点KO
3試合で計16失点、防御率は6.59に悪化
■レンジャーズ 9ー7 マリナーズ(日本時間9日・テキサス)
レンジャーズの有原航平投手は8日(日本時間9日)、本拠地でのマリナーズ戦に先発し、初回から2イニング続けて2失点するなど1被弾を含む6安打5失点で4回途中で降板した。チームは9-7で勝利し、有原は自身3連敗は免れた格好に。3試合連続での大量失点に「こういう結果が続いているので悔しいですし、なんとかしないといけないと思っています」と悔しさを滲ませた。
有原は初回、先頭から2連打を許し、3番のシーガーには四球を与えて無死満塁に。続く4番のフランスの二ゴロの間に先制のホームを許した。さらに一塁手・ロウの野選で追加点を与えたが、1死一、二塁から三ゴロ併殺打に仕留めて2失点で食い止めた。
2回も先頭にヒットを許すと、8番のホワイトにスライダーを左翼スタンドに運ばれて2ランを被弾。3回は一転して3者凡退に仕留めたものの、4回も先頭から2者連続で二塁打を浴びて5失点目。四球も出して2死一、二塁となったところで降板が告げられた。7試合登板で2勝3敗のまま、防御率は6.59に悪化した。
有原は4月25日(同26日)のホワイトソックス戦で2回6安打5失点、同30日(同5月1日)のレッドソックス戦では2回2/3で4安打6失点と2試合連続で黒星。予定されていた5日(同6日)のツインズ戦は、右手中指にできたタコの治療の影響で回避し、中7日でのマウンドだった。
患部の状態について「ここ2登板前くらいからあって、中指の違和感というか、少し痛みがあった感じです」と説明した有原。NPB時代にはなかったといい「ボールも違いますし、力の入れ具合も違う。そういう部分から来ているんじゃないかなと思っています」と語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)