有原航平、3戦連続5回持たずのKO劇に指揮官も苦言 「制球力がない、解決すべき問題」
黒星こそ付かなったが4回途中5失点で降板
■レンジャーズ 9ー7 マリナーズ(日本時間9日・テキサス)
レンジャーズの有原航平投手は8日(日本時間9日)、本拠地マリナーズ戦に先発し3回2/3、6安打5失点で降板。立ち上がりから甘く入ったボールを痛打される状況に、クリス・ウッドワード監督も「制球力がなかった。解決すべき問題だ」と語った。
有原は初回に連打と四球で無死満塁のピンチを背負うと、フランスの二ゴロの間に先制を許し、一塁手ロウの野選でこの回2点を失った。さらに2回は2ランを被弾するなど、立ち直るきっかけを作れず4回途中で無念の降板となった。
右手中指のタコの治療で中7日での登板だったが、これで直近の3試合では計8回1/3、16失点と苦しい投球が続いている。
試合後、ウッドワード監督は「序盤は球自体は良かった」としながらも、「ボールを思い通りに投げ抜く点に関しては良くはなかった。解決すべき問題だ」と指摘。打たせてアウトを重ねていく本来の投球を知っているだけに「今夜、彼は制球力がなかった。メジャーリーグで成功するには問題を解決する必要がある」と、今後の課題を口にしていた。
(Full-Count編集部)