鷹・柳田悠岐「塩で体を清めた」 チーム25イニングぶり適時打で逆転勝ち
同点で迎えた7回に放った適時打はチームにとって25イニングぶりのタイムリーに
■ソフトバンク 3ー1 西武(9日・PayPayドーム)
ソフトバンクは9日、本拠地PayPayドームで行われた西武戦に3-1で逆転勝ちした。1-1の同点で迎えた7回にここ数試合、不調だった柳田悠岐外野手が右前への勝ち越し適時打を放ち、これが決勝打に。「タカガール・デー」で勝利を呼び込んだ柳田はお立ち台で「塩を握りしめて、体にかけて、清めた体であとは気持ちでぶつかる作戦が成功しました」と語り、ファンの笑いを誘った。
重苦しかった空気を主砲のバットが振り払った。同点で迎えた7回だ。先頭の周東がセーフティバントで出塁。犠打と内野ゴロで三塁へと進むと、柳田が打席へ。代わった小川から一、二塁間を破る適時打を放ち、これが決勝点となった。チームにとって25イニングぶりとなる適時打。タイムリー欠乏症に喘いでいた打線に待望の一打が飛び出した。
この日勝利投手となった泉圭輔投手とお立ち台に上がった柳田は「狙いはなく、相手投手に気持ちで負けないように、絶対打ってやるという気持ちでした。嬉しかったですけど、試合は続いていたので一安心という感じでした」と語ると、「塩を握りしめて体にかけて清めた体であとは気持ちでぶつかる作戦が成功しました」と告白。ここ数試合、チャンスの場面で凡退していたこともあり“お清め”をして、この試合に臨んでいたことを明かし、ファンの笑いを誘っていた。