中日・根尾、ようやく打率2割でもスタメンである“正当性” 12球団トップの数値とは?

「UZR」では規定到達の左翼手で12球団トップ【写真:荒川祐史】
「UZR」では規定到達の左翼手で12球団トップ【写真:荒川祐史】

守備の総合指標「UZR」では規定到達の左翼手で12球団トップ

 平均的な選手と比べ、どれだけ失点を防いだかを示す「UZR(Ultimate Zone Rating)」では、規定に達した左翼手で堂々の12球団トップ。1000イニング換算した数字では「14.0」で、次点のロッテ・荻野貴司の「9.4」からも大きく離れている。

 実際、4月6日のDeNA戦(同)ではレーザー送球で本塁生還を阻止する好プレーも披露。自身は遊撃でのレギュラー奪取を掲げてきたが、持ち前の強肩で今や欠かせない外野の一角となっている。UZRでは送球による貢献や走者の進塁を抑止した評価も加味されるため、“見えない部分”でもチームを支えていることを証明している。

 チームは5月に入ってここまで3勝3敗の五分。9日の広島戦(同)に勝利し、4位に浮上した。これまで守備で役目を果たしてきた根尾が根尾が打席でも躍動するようになれば、チームにさらなる勢いがつくのは間違いない。

(Full-Count編集部)

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