「投げることが打つ助けになる」大谷翔平、“リアル二刀流”の相乗効果をOB指摘
グビザ氏、登板時の大谷は「より自信を持って打っているように見える」
■アストロズ ー エンゼルス(日本時間12日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地でのアストロズ戦で今季5度目の先発マウンドに上がる。3度目の投打同時出場の可能性も高く、地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」は前日から待ちきれない様子。エンゼルスOBで解説を務めるマーク・グビザ氏は、“リアル二刀流”での相乗効果を指摘した。
同局のツイッターが公開した動画では、グビザ氏が大谷の登板を展望。相手を務めたレポーターのアレックス・カリーさんは「明日は、ショータイムですね! 明日、彼はマウンドに立ち、打者としても打席に立ちます」と興奮気味に紹介した。
登板時の大谷について、グビザ氏は「より自信を持って打っているように見えます」と強調。10日(同11日)の同カードでは5打数無安打3三振に終わったものの「何かスペシャルなことをしてくれると期待しています。マウンドや打席に立つショータイムの時は、いつでも期待してしまいますね」と思いを込めた。
前回の投打同時出場となった4月26日(同27日)のレンジャーズ戦では2安打2打点と躍動しているだけに、登板が打席でも好影響をもたらすと予想。「投げることで、バットをスイングする以外のことにフォーカスできる。それでバランスが取れるという感じです」と推し量った。その上でグビザ氏はあらためて「明日、彼を見るのが待ちきれません」と強調。大谷のマウンドと打席から、片時も目が離せない。
(Full-Count編集部)