大谷一問一答 リアル三刀流に滲み出た本音 右翼守備は「もちろんいきたかった」

右翼守備中にトラウトとコミュニケーション「どちらも取れる時はトラウトが取るという確認ですね」

――1打席目で二ゴロで走塁を緩めた。投球を見据えたものか。
「思ったより浅く守っていたので、アウトだなっていう感じでしたね」

――守備はこれまでの経験で対処したか。
「そうですね。打球の違いもありますし。メジャーリーグではもちろん。日本のプロ野球でも打球が違うので。実際に飛んでこないと分からない部分はあるとは思いますけど、そういう感じで守っています」

――試合の中での疲労度。7回に99マイルが出ていた。まだいきたいという気持ちはあったか?
「そうですね、投げたいというか、行けと言われたら、どこでもいく準備はしているので。継投云々は監督の仕事なので、僕は何もいうところではないですし。任されたところをしっかりと抑えるというところかなと思います」

――状態的にはまだいけた。
「そうですね、はい」

――35試合に全試合出場中。疲労にどう対処するか。
「試合の疲労感はないので、思ったよりスムーズに全試合に出られていますし。移動の時差とかでやっぱりどうしても体のリズムが違ったありとかは仕方ないところだと思う。そこは色々と工夫しながらやれたらなと思います」

――変化球攻めに苦しんだが、右前打はうまくバットに乗せた。
「いいところのチェンジアップでしたけど、しっかりと打てましたね。その他の打席もアプローチというか見え方はそこまで悪くないのかなと思います。やることを継続していれば大丈夫かなと思います」

――直球がカット気味に曲がる時があるが、意識して投げているか。
「自然にいったりとかですね。自分の武器かなと思っているので」

――右翼の守備に着く前にトラウトと話していた。
「基本的にトラウトが声を出した時は『俺が取る』っていう。僕も任せるつもりでいましたし。どちらも取れる時はトラウトが取るという確認ですね」

――過去の4回の登板に比べて、球数のペース、精度が理想に近づいているイメージはあるか。
「投げている感覚は悪くはなかったので。どの球種もいいところにいってましたし。カーブで三振を取りましたけど、ある程度イメージ通りの球だったので。全球種そうやって投げられたら、もちろんもっともっと投球の幅が広がるかなと思っています」

――今季ベストピッチだったか。
「思っていた通りの球は多かったかなと思いますね。フォークにしろ低めで三振取りたい場合と高めから落として見逃し取りたい場合とそういう使い分けもしっかりできていましたし。各球種精度良く投げられたのかなと個人的に思っています」

(Full-Count編集部)

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