前田健太、5回3失点で3勝目はお預け 長袖で対策も「正直、今の不安は寒さだけ」
「最初は寒さの影響で変化球が曲がらなかったというか、手に良い感覚がなかった」
■Wソックス 9ー3 ツインズ(日本時間12日・シカゴ)
ツインズの前田健太投手が11日(日本時間12日)、敵地ホワイトソックス戦に先発。5回4安打3失点、3奪三振で降板し3勝目はお預けとなった。気温1桁台での登板に、試合後は「正直、今の不安は寒さだけ。早く温かくなってほしい」と苦笑いを浮かべていた。
前田は3点の援護を受けた2回に無死一、二塁のピンチを背負うと、ドジャース時代の同僚グランダルに3ランを浴び同点に追いつかれた。それでも3回からは3イニング連続3者凡退と立ち直り、3-3の同点のまま5回で降板となった。
長袖を着用してマウンドに上がったが指先の感覚に苦戦し、試合後は「最初は寒さの影響で変化球が曲がらなかったというか、手に良い感覚なかった。この寒さは人生初めての経験」と振り返った。
開幕直後は痛打される場面も多かったが、徐々に本来の投球を取り戻してきた。自身でも手応えは感じているようで「修正できたのは収穫。感覚というのは良くなってきている、正直、今の不安は寒さだけ。早く温かくなってほしい」と、切実な思いを口にしていた。
(Full-Count編集部)