「普通はセンター前ヒット…」 阪神近本、甲子園を知り尽くした“広すぎる”守備範囲
7回には好投を続けていた中日のY・ロドリゲスから同点適時打
■阪神 2ー1 中日(13日・甲子園)
阪神の近本光司外野手が13日、中日戦(甲子園)で自慢の俊足を生かした広い守備範囲を見せつけた。ヒットかと思われる打球を難なくアウトにしたプレーに「凄すぎるわな」「すげぇ」とファンも驚きの声が上がった。
1点ビハインドの6回1死、京田が中堅へ低いライナー放つと、近本は落下地点へ迷うことなく猛ダッシュで前進。左打者の切れていく打球にグラブを伸ばし、ギリギリで捕球した。これには阪神先発の秋山も驚いた表情を浮かべ、グラブを叩き賛辞を送った。
このプレーを「DAZN(ダゾーン)」公式ツイッターが動画で紹介。「なぜ昨年GGじゃなかったのか不思議」「普通はセンター前ヒットよな」「正面のライナーでこのスタートを切れるのは名手の証」と、広すぎる守備範囲にファンも絶賛していた。
この日は打っても1点を追う7回2死二塁の場面で中前タイムリー。チームはサンズの決勝ソロで逆転勝利した。5月は29打数12安打の打率.414と好調をキープするリードオフマンから目が離せない。