大谷翔平、リーグトップタイ特大11号 打たれた右腕も脱帽「僕には多分、一生無理」

第3打席で11号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第3打席で11号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

6回にグリーンモンスターを越えるソロを浴び「良いバックドアを投げたんだけど…」

■Rソックス 4ー3 エンゼルス(日本時間15日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのレッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場し、7試合ぶりの本塁打を放った。6回の第3打席で右腕のニック・ピベッタ投手からグリーンモンスターを越える11号弾。この日は4打数2安打1本塁打1打点と気を吐いたが、チームは逆転負けを食らった。

 初回の第1打席でもピベッタが投じたカーブを捉えて左翼フェンス直撃の二塁打を放っていた大谷。3回の第2打席では空振り三振に倒れたが、第3打席で再び右腕のカーブを捉えてスタンドへ運んだ。タイミングを外され、泳ぎながら弾き返した打球だったが、高々と舞い上がって飛距離を伸ばすと、左翼にそびえ立つ約11メートルのグリーンモンスターを越えていった。

 見ているものを驚愕させた特大の一発。これには打たれたピベッタも思わず脱帽。この日は勝敗がつかなかったものの、今季負けなしの5勝を挙げている右腕は「良いバックドアの変化球を投げたんだけど、彼はなんとかそれを引きつけてホームランにしてしまった」と大谷に浴びた本塁打を振り返った。

 この一発は大谷の今季11本目のアーチとなり、ア・リーグトップタイに再浮上。ピベッタは米メディアの問いに対して「僕が11本ホームランを打つのにどれぐらいかかるかって? 多分、一生無理だろうね。11本も打つことはどれだけかかってもできそうにないよ」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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