大谷翔平は「スーパーヒューマン」 高めの“悪球打ち”13号3ランに米記者も驚き隠せず

13号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
13号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

高めのボール球を捉える“悪球打ち”で右中間スタンドへ運ぶ

■エンゼルス ー インディアンス(日本時間18日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手がメジャー単独トップの13号3ランを放った。17日(日本時間18日)に行われた本拠地でのインディアンス戦に「2番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席で今季2度目の2試合連発となる一打を右中間スタンドに叩き込んだ。

 今季メジャーデビューした24歳左腕ヘンゲスからアーチをかけた。2回1死一、三塁。高めに浮いた93.6マイル(約150.6キロ)のフォーシームを右中間スタンドへ運んだ。シーズン13本塁打はブレーブスのアクーニャJr.やマリナーズのハニガー、ヤンキースのジャッジを抜き、メジャー単独トップに。2戦連発は4月24、25日(同25、26日)の敵地アストロズ戦以来、22日ぶりで自身7度目。この一発でメジャー通算60号に到達した。

 高めのボール球をスタンドに運ぶ驚異の“悪球打ち”に米記者たちも驚愕だ。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「単純にオオタニは止められない。非現実的だ」と驚きを隠せず、地元紙ロサンゼルス・タイムズのジャック・ハリス記者は「なんというか…」とツイッター上で絶句。エンゼルス専門ポッドキャスト番組「Locked On Angels」の司会者ブレント・マグワイア氏は「ショウヘイ・オオタニ。スーパーヒューマン」と呟いた。

 また、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は「オオタニの本塁打は地面から4.19フィート(約128センチ)の高さを打ったもの」と紹介。これは今季、メジャーリーグで飛び出した本塁打の中で2番目に高いボールを捉えたものだという。

(Full-Count編集部)

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