大谷翔平、2年ぶりの敬遠四球 同点チャンスもトップ独走14号で勝負を避けられる
984日ぶり3戦連発14号ソロから2打席連続安打
■エンゼルス ー インディアンス(日本時間19日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地のインディアンス戦で「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で中越えへメジャー単独トップを走る14号ソロを放つと、4回の第2打席では今季12度目のマルチ安打となる中前打。5回の第3打席は今季初の敬遠四球で3打席連続出塁した。
大谷とは勝負したくない。1点差の5回2死三塁。3ボールとなったところでインディアンスの名将フランコーナ監督は敬遠をバッテリーに指示した。今季初の敬遠四球。大谷の敬遠は2019年7月27日の本拠地・オリオールズ戦以来2年ぶり自身4個目だ。続くレンドンは凡退。この回に得点できなかった。
勝負を避けたくのも分かる活躍だ。5点を追う初回1死では右腕プリーサックの93.7マイルのフォーシームを捉え、バックスクリーンへ飛び込む14号ソロ。3戦連発は2018年9月7日(同8日)の敵地・ホワイトソックス戦以来984日ぶり自身3度目だ。打球速度112マイル(約180.2キロ)、440フィート(約134.1メートル)、角度31度と完璧な一発だった。
4回先頭では中前打。プリーサックのチェンジアップをライナーで飛ばした。打球速度97.8マイル(約157.4キロ)。マルチ安打は4試合ぶりだったが、まさに打線の核として奮闘している。
主砲のマイク・トラウト外野手が右ふくらはぎの張りのために負傷者リスト(IL)入りした。3度のMVPを受賞した現役最強選手は今季36試合出場し、打率.333、8本塁打、18打点。OPS1.090はメジャートップだった。チームに衝撃が走る中、打者・大谷がバットで奮闘している。
(Full-Count編集部)