「俺がやったら病院行き」 “370億円男”の180度股割り盗塁が「すごく痛そう」
新型コロナ陽性から復帰即4打数4安打1HR「スーパーヒーローみたい」
■パドレス 3ー0 ロッキーズ(日本時間20日・サンディエゴ)
新型コロナウイルスの陽性判定を受け、故障者リスト(IL)入りしていたパドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手が19日(日本時間20日)、本拠地でのロッキーズ戦で復帰した。「4番・遊撃」でスタメン出場。本塁打を含む4打数4安打といきなり大爆発しただけでなく、盗塁した際には超人的な“180度股割り開脚”も披露。驚くべき柔軟さに「すごく痛そう」「さすがプロアスリートは違うな」などと声が上がっている。
2回先頭で中前打を放って出塁すると、続くホズマーの打席ですかさずスタートを切った。悠々と二塁を陥れたが、勢い余って体が流れ、股がフル開脚。それでもベースについた右足は離さず、改めて身体能力を目の当たりにする瞬間だった。MLB公式サイトによると、試合開始の90分前にゴーサインが出たという“ぶっつけ本番”だったが、打って走っての躍動だった。
MLB公式の動画コーナー「カット4」は、タティスJr.の盗塁映像をツイッターで公開。「俺がやったら病院行きだ」「スーパーヒーローみたい」などとコメントが並んだ。今年2月に14年総額3億4000万ドル(約370億円)の巨額契約を結んだ“才能の塊”は、コロナ禍の離脱もなんの。チームの6連勝に貢献してみせた。