「道筋が決まった」 大谷翔平の“リアル二刀流”起用をマドン監督が決めた一戦
ジョー・マドン監督「怪我が無ければ引き続き成長していくと思っている」
■アスレチックス 8ー4 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・DH」で出場し、3打数無安打1四球。2試合連続ノーヒットに終わったが、ジョー・マドン監督は試合前に“二刀流・大谷”の更なる飛躍を期待していた。
今シーズンは投打同時出場の“リアル二刀流”、そしてメジャートップタイの14号本塁打を放つなど、開幕から大きな注目を集める大谷。欠場したのは20日(同21日)のツインズとのダブルヘッダー1試合目のみで、米メディアから疲労を心配されるほどだ。
マドン監督は大谷と話し合いながら出場の可否を決めていることを言及し「怪我が無ければ引き続き成長していくとも私は思っている。休ませるタイミングも見極めないといけない」と語った。登板前日、翌日も試合に出続けているが「非常に集中しているし意欲もある。出塁すると走りたがっているんだ。グリーンライト(盗塁の許可)を欲しがるんだよ」と、大谷との秘話を明かした。
シーズン序盤で最も印象的なシーンを問われると、“リアル二刀流”を実現させ打っては2号ソロ、投げては渡米後最速タイの163キロをマークした、4月4日(同5日)のホワイトソックス戦をあげた。「シーズンの道筋が間違いなくあの試合の活躍で決まったと思っている」と、二刀流旋風を巻き起こすきっかけとなった一戦を感慨深く語っていた。
(Full-Count編集部)