大谷翔平が「ジェットを発動」 “キャリア最速”二塁打に注目「楽々と単打を二塁打に」

第3打席で二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
第3打席で二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

米記者も快足を称賛「あの大男は走ることもできる」

■アスレチックス 6ー2 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。4試合ぶり今季13度目のマルチ安打となる4打数2安打1打点で、打率.268に。第3打席で見せたバットを折りながらのキャリア最速の“快足二塁打”に、米メディアも大興奮で伝えた。

 第2打席まで空振り三振に倒れていたが、6回2死走者なしではしぶとく右前へ。迷うことなく二塁まで到達した。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、スプリントスピードは秒速29.2フィート(約8.9メートル)。二塁到達タイムは、自身キャリア最速となる7.84秒だった。

 バットと足で魅せる姿に、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」はツイッターで「オオタニがジェットを発動させる」と投稿。米テレビ局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」も「オオタニが楽々とこの単打を二塁打に変える」と驚きを伝えた。

 AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は、単打と思われた当たりが二塁打になったことに「理由はあの大男は走ることもできるからだ」と強調。アストロズのジャスティン・バーランダー投手の弟で、FOXスポーツのアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「本当に美しい。オオタニが足で二塁打を稼ぐ」と称賛した。

(Full-Count編集部)

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