元巨人マシソンや元中日の43歳バルデスら… 東京五輪予選にNPB経験者ズラリ
ドミニカはバルデス、フランシスコら6人、カナダはマシソン、アルバースら4人
今夏の東京五輪への切符をかけた米大陸予選や、その後の世界最終予選に出場する各国が最終ロースターを続々と発表している。中でもドミニカ共和国やカナダ代表には、かつてNPBでプレーした懐かしの助っ人が多く名を連ねている。
ドミニカは19日(日本時間20日)に発表。43歳を迎えたラウル・バルデス(中日)やルイス・ゴンサレス(中日)、ラダメス・リズ(楽天)、ロマン・メンデス(阪神)、アデルリン・ロドリゲス(オリックス)、ホアン・フランシスコ(巨人)と6人のNPB経験者が入った。また、昨年に現役を引退したアンダーソン・エルナンデス(中日)が一塁ベースコーチを務める。
22日(同23日)にはカナダがメンバーを発表。元巨人の“レジェンド”スコット・マシソンのほか、アンドリュー・アルバース(オリックス)、クリス・ラルー(ヤクルト)、ダスティン・モルケン(日本ハム)ら国際大会ではお馴染みの面々が顔を揃えている。
また、NPB勢のほかにメジャーで実績のある大物も代表入り。ドミニカからは、通算344本塁打で2年連続本塁打王にも輝いたホセ・バティスタや、ヤンキースなどで活躍したメルキー・カブレラが参戦。ベネズエラでは、2019年に11勝を挙げてナショナルズの世界一に貢献したアニバル・サンチェス、レンジャーズ時代にダルビッシュともコンビを組んだロビンソン・チリノスがメンバー入りしている。
米大陸予選は5月31日~6月5日(同6月1日~6日)に米フロリダで行われ、優勝チームが五輪出場権を獲得。2位と3位は最終予選に回る。6月16日~20日の日程で台湾で行われるはずだった世界最終予選は、開催地がメキシコに変更に。その舞台で最後の1枠を争う。
23日時点では最終ロースター未発表の国も多く、現役NPB勢が出場予定のキューバや、元エンゼルス監督のマイク・ソーシア氏が率いるアメリカにも注目が集まる。
(Full-Count編集部)