元日ハム中村勝、メキシコ初登板初勝利 元同僚メンドーサGMのもとで好発進
エイドリアン・ゴンザレスと同僚、中村勝「最後まで戦い抜けるように」
ミゲル・アンヘル・ロペス投手コーチも開幕前、中村について、球団公式フェイスブックのインタビューで「ブルペンでの投球を見たが、フィジカル的にも状態はとても良い。ボールが日本とはかなり違うので、握った感触はだいぶ違うと言っていたが、心配することではない。すぐに慣れるだろうし、慣れればよりいい投球をしてくれるだろう」と期待を寄せていた。
中村は開幕前、球団公式フェイスブックのインタビューで「皆、すごくフレンドリーに接してくれて、すごくやりやすい環境だなと思う。しっかり開幕のメンバーに残って、最後までメキシコのリーグでしっかり最後まで戦い抜けるようにやっていきたい」と話していた。同チームには元メジャーリーガーのエイドリアン・ゴンザレス内野手も所属。今季からリーグのチーム数はマリアッチスを含め2増の計18チーム(南北各地区9チーム)となっており、新チームとして国内での注目度は高い。
コロナ禍の影響でリーグは今季2年ぶりの開催。レギュラーシーズンも例年の約半分となり、8月上旬までの66試合と短いが、中村はリーグの公式SNSでも、今季メキシコでプレーする外国人選手の1人として紹介されており、メキシコでの奮闘に注目が集まる。
中村は春日部共栄から2009年ドラフト1位で日本ハムに入団。19年まで10年間プレーし、60試合15勝17敗、防御率4.07の成績を残していた。その後、オーストラリアのブリスベン・バンディッツで20-21年シーズンを過ごした後、マリアッチスに移籍している。