阪神・佐藤輝明は交流戦も「変わらず打てる」 初代“首位打者”が着目するステップ幅

厳しい内角攻めが予想される、佐藤はどうすればいいか…

 交流戦ではおそらく厳しい内角攻めが予想される。

「体に近いところを攻められて、最後は外の変化球で仕留めるという配球が増えてくると思います。(5月7日の敵地)DeNA戦で内角高めを攻められましたが、右翼場外まで運びましたよね。あそこを本塁打するわけですから、さらにそれよりも高い球、体に近いコースで攻めてきて、崩しにくる。それをしっかりと見逃せるかどうかだと思います」

 その場合、佐藤輝は場外弾のように内角高めのボール球を思い切ってスイングしに行っていいのだろうか。

「いえ、見逃すのが一番いいと思います。ファウルを打ちにいけば、バッティングが崩れてしまう。崩してしまって、内角への対応が弱いとなってしまったら、執拗に攻められて、今度は外のボールが来たときに追いかけにいき、打てなくなくなります。そういう形にならないようにしないといけません」

 石井氏は交流戦初年度だった2005年の西武時代、打率4割(110打数44安打)で阪神・金本、ヤクルト・青木を抑えて、交流戦の首位打者となった。西武の前には横浜(現DeNA)に在籍していたため、久しぶりにセ・リーグの投手と対戦できることが楽しみだったという。佐藤輝はパ・リーグとの対戦でどのような気持ちで挑めばいいのだろうか……。

「今まで通りでいいんじゃないでしょうか。何も変える必要はありません。スピードボールが増えてくれば、振り遅れないスイングをすればいい。ただすでにそれは持っているので、崩されないよう、しっかりと見極められれば、リーグが変わっても問題ないです」

○石井義人(いしい・よしひと)1978年7月12日生まれ、埼玉県出身。浦和学院(埼玉)では1年夏から甲子園に出場。1996年のドラフト4位で横浜(現DeNA)入り。02年に西武へ移籍。05年は規定打席に到達し、打率3割1分2厘、リーグ4位の成績。12年から巨人でプレーし、同年CS最終ステージでMVP。14年に現役引退。引退後は16年までルートインBCリーグ武蔵の打撃コーチ、17年から佐藤病院で選手兼監督。2019年は女子プロ野球の野手総合コーチとして活動。今年、学生野球資格回復した。

◇石井義人氏の最新情報はこちらから
公式Instagramは(@yo_shi335

【写真】石井氏がポイントに挙げた佐藤輝のステップ幅

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