“重力に逆らう”ダイビングが「純粋なマジック」 仲間も頭を抱えた背走キャッチ
驚くべき身体能力が実現させた超絶横っ飛び「トニー・スーパーマン・ケンプ」
■アスレチックス 6ー5 アストロズ(日本時間19日・オークランド)
仲間も思わず頭を頭を抱えるほどの美技が、メジャーリーグの“週イチプレー”に選ばれた。称賛の的となったのは、アスレチックスの二塁手トニー・ケンプが18日(日本時間19日)のアストロズ戦で見せたダイビングキャッチ。背走しながら完全に宙に舞った姿に「ファンタスティック!」「信じられない」などと驚きの声が上がっている。
4回表1死走者なしの場面だった。右打席のマーティン・マルドナードが放った打球は、二遊間後方へのショートライナーに。左前に抜けるかと思われたが、ケンプは背走しながら横っ飛び。グラブの先っぽでボールを掴んでみせた。横に3メートルは飛んでいそうな超絶ダイブで、MLB公式サイトは「ケンプの重力に逆らうキャッチがプレー・オブ・ウィークに」と紹介した。
アスレチックス公式ツイッターでも動画を公開。ファンからは「純粋なマジック」「トニー・ケンプは異常な力を持っている」「トニー・スーパーマン・ケンプ」「ワオ!」などとコメントが並んだ。NPBでもソフトバンクの今宮健太や西武の源田壮亮、広島の菊池涼介ら名手はいるが、ケンプのプレーはまさにワールドクラスだった。