驚異の「4試合連続ノーノー」達成 評価急上昇のスーパー17歳に米熱視線
今季開始時のMLBドラフト有望株ランキングは150位以下→現在は51位に上昇
米国の高校生左腕が4戦連続ノーヒットノーランの快挙を達成して話題を集めている。MLB公式サイトによると、米コネティカット州マンチェスターにあるイーストカソリック高校のフランク・モジカト投手が24日(日本時間25日)の試合で19三振を奪って4戦連続のノーノーを達成したという。
現在17歳で今年18歳になるというモジカトは今シーズンスタート時、MLBドラフト有望株ランキングで150位にも入っていなかった。しかし、先週公開されたトップ200のリストでは51位に急上昇しているという。
今季通算42イニングを投げて101奪三振。奪三振率は何と21.6に達する。スカウティングレポートのグレード(20~80)では最速93マイル(約150キロ)のフォーシームが55、カーブが60の評価を得ている。60が「平均以上」とされており、カーブを得意としているようだ。
日本球界では怪物・江川卓(元巨人)が作新学院校2年夏の1972年栃木県大会で3試合連続ノーヒットノーラン(完全試合1試合を含む)を達成したことで知られる。モジカトはコネティカット大進学を公言しており、プロ入りはまだ先のよう。今後アマ球界でどんな投球を見せるのか、注目される。