広島、27日の西武戦は開催決定 コロナ禍で5試合連続延期…8日ぶりの試合に不安も
チームでは菊池涼介や鈴木誠也ら計12人が新型コロナ感染
広島は26日、1、2軍の選手やスタッフら132人を対象に新型コロナウイルスのPCR検査をした結果、全員が陰性判定だったことを発表した。24日から3日間連続で陽性者が出なかったことを受け、チーム活動の再開を決定。27日の西武との交流戦(マツダ)は通常通り開催する。
チームでは18日に菊池涼介内野手、小園海斗内野手、正隋優弥外野手の感染が判明。さらに20日実施の検査では、鈴木誠也外野手や長野久義外野手、石原貴規捕手、羽月隆太郎内野手、大盛穂外野手、朝山東洋打撃コーチ、スタッフ1人が陽性に。21日の検査では、倉義和1軍バッテリーコーチの感染も明らかとなり、23日には九里亜蓮投手の感染も判明。計12人にのぼり、チーム編成が困難な状況に陥っていた。
21日からマツダスタジアムで行われる予定だった阪神3連戦が延期となり、交流戦に入った25日からの西武戦2試合も延期に。5試合連続で日程変更を迫られる非常事態だったが、ようやく開催にメドがついた。ただ、選手にとっては19日の巨人戦(東京ドーム)以来8日ぶりの試合となり、調整の難しさも心配される。あわせて2軍も活動を再開するという。
(Full-Count編集部)