「球がそんな動き方するはずない」絶対バットが届かない…超絶変化の“魔球”
驚きの曲がりを見せた1球が「めっちゃエグイ」
■レッズ 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
打者のバットが届かない鋭すぎる曲がりを見せた変化球に、驚きの声が上がっている。25日(日本時間26日)のナショナルズ戦に登板したレッズのテジェイ・アントン投手。ストライクゾーンに投じられたかと思いきや、ギュンと変化したスライダーの軌道に、ファンは「打者のことが気の毒に思う」「球がそんな動き方するはずない」と信じられないようだ。
6回途中から2番手で登板したアントン。衝撃の1球が飛び出したのは、8回2死一塁の場面だった。右打席に立ったナショナルズのトレイ・ターナーは外角への85マイル(約137キロ)をスイングしたが、球はどんどん曲がって左打席のほうへ。捕手も身を動かしてキャッチするほどだった。
その1球を球団公式ツイッターが動画で公開。ファンからは「非現実的な球」「めっちゃエグイ」「凄い球だ」などとコメントが並んだ。アントンは2回2/3を投げ、無安打3奪三振で無失点の好投。NPBでも元中日守護神の岩瀬仁紀や元ヤクルトの伊藤智仁らに代表されるスライダー。アントンも間違いなく屈指の使い手だと証明する1球だった。