大谷翔平、事故渋滞で登板回避→DH出場も無安打零敗 29日投手専念で仕切り直しへ

「2番・指名打者」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
「2番・指名打者」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

事故渋滞で登板準備できず先発登板を回避、29日にスライド登板する

■アスレチックス 5ー0 エンゼルス(日本時間28日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・アスレチックス戦の先発登板を「交通トラブル」で回避。急きょ「2番・指名打者」で先発出場したが、3打数無安打1四球で連続試合安打は2で止まった。打率.266。チームは0-5で完封負けし、今季初の4連勝はならなかった。

 異例のドタバタ劇を跳ね返せなかった。右腕バシットに対し、初回1死は見逃し三振。4回先頭はフルカウントから四球を選んだが、6回先頭は左飛に打ち取られた。9回1死二塁は右飛。16号本塁打はお預けとなった。

 当初、今季7度目の先発登板が予定されていたが、交通アクシデントに見舞われた。サンフランシスコ市内の宿舎からチームバスで敵地・オークランド入りする際、他の交通事故で周辺が大渋滞。地下鉄バートに乗り換えて球場入りしたため、登板準備に十分な時間を割けなかった。指名打者として出場したが、結果を出せなかった。

 投手として28日(同29日)の敵地・アスレチックス戦で先発登板する。試合前、マドン監督は「投打同時出場は考えていない。理由としては、ベンチメンバーの数によるところが大きい。投打両方をする時は、少なくとも3人はベンチ要員としてほしいところ。4人いれば比較的やりやすい」と話した。投手専念で今季2勝目を目指す。

(Full-Count編集部)

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