大谷翔平、最速153キロで初回は無安打無失点 先頭打者に四球も痛打を許さず
1か月ぶりの今季2勝目を目指す
■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間29日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、今季2勝目をかけて敵地・アスレチックス戦で今季7度目の先発マウンドに上がった。投打同時出場せずに投手に専念。初回は1奪三振無安打無失点と順調な立ち上がりを見せた。フォーシームの最速は95.0マイル(約152.9キロ)。
初回、先頭・カナに四球を与えた。いきなり走者を背負ったが、ケンプを中直。オルソンを中飛に打ち取り、ブラウンをスプリットで空振り三振に仕留めた。16球を投げてストライク8球。
前回登板は最速153キロ、平均146キロとフォーシームが走らなかった。周囲から蓄積疲労などを心配する声があがっていた。当初、前日27日(同28日)に先発登板する予定だったが、大谷らが乗ったチームバスが事故渋滞に巻き込まれて地下鉄バートに乗り換えて球場入り。登板前に十分な準備が出来ず、登板は1日延期となった。仕切り直しの一戦。4月26日(同27日)の敵地・レンジャーズ戦以来1か月ぶりの勝ち星を目指す。